旦那さんへ伝えたかったこと
先日のエントリーで、ドラマ「コウノドリ」を旦那さんが一緒に観てくれず、寂しく思ったことに触れました。
kiritorisen.hateblo.jp
その後もひとりでモヤモヤとした気持ちを抱えていたのですが「やっぱり話をしなきゃ駄目だよな…」と思い、意を決して旦那さんに話をしてみました。
「子どもは二人ぐらいほしい」
結婚前、旦那さんが「子どもは二人ぐらいほしい」と話していたことがありました。
私との会話ではなく、誰かに尋ねられてそう答えていたというシチュエーションだったのですが、はっきりと「子どもが欲しい」と発言したことを覚えています。
その思いは今も変わっていないのか。
変わっていないのであれば、いま私たちがどんな行動を起こさなければいけないのか。
それを共有する必要があると考えました。
私たちがすべきこと
どのタイミングで切り出したらいいものか…結局落ち着いて向き合えたのは、布団に入ってからでした。
私がなにか言いたいことがあるのを察知して、旦那さんは(なあに?)と目で伝えてきます。
そんな旦那さんの心遣いにキュンとしながらもなかなか言葉が出てこず…やっとの思いで、こう尋ねました。
「…子ども欲しい?」
「うん」
気持ちは変わっていないようでした。それであれば、やっぱり今後について認識をあわせる必要があります。どうしたら誤解なく伝えられるか不安になりながらも、少しずつ、話しました。
- 何も考えず仲良くしていても、自然妊娠できるとは限らない。
- 一般的に女の人はは35歳ぐらいを境に妊娠しにくくなるということ。
- 男の人のほうも、精子の運動率などの状態によって受精しにくい可能性があること。
- 子どもは授かりものだと思うので、あまり作業的に考えたくないけど、年齢的にあまり時間がないことも事実なので、しばらくはタイミングを見計ってみて、結果がでなければ、病院で検査を受けて、次のステップに進むことを考えなければいけないこと。
- 体外受精などになると、精子を採ったり卵子を採ったりと負担がかかることになるので、できるだけ妊娠しやすい体づくりをしていきたいし、あなたも考えてほしい。
- 端的にいえば、煙草はやめてほしい。
「・・・え、煙草アカンの」
初めからしんみりするのも嫌だなーと思って、冗談っぽくつけ加えた「煙草禁止令」。
アカンの?って・・・当り前じゃないですかあぁぁぁぁぁぁぁぁ!
その後のはなし
ひととおり私の話を聞いてくれた旦那さん。
煙草はまだやめてくれる気配がありませんが、少しだけ吸う回数が減っているような・・・気も。
なんとなく意識しはじめてくれているならいいんだけどなー。
なぜブログなのか
今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」
あまりこういうお題には乗っからないタイプなのですが、このブログをはじめようと思った理由と重なる感じがしたので、書いてみようと思います。
「分からないもの」に遭遇したとき
そもそも、何かをアウトプットしたいと思うのはどういう時か?
人から説明を受けて、どうしても理解できないとき。
なんとなく分かるんだけど、なにか引っかかっているとき。
そんなときは、聞いた情報をかみ砕いて、自分なりに再構築すると腑に落ちるようになる…というのが私なりの思考整理方法です。でも、頭の中で考えていると、ぐるぐると堂々巡りしてしまうので、ひとまず手帳*1に書き出してみるようにしています。
といっても高度なことは何もしていなくて、ポイントとなるキーワードを書き並べて、線で囲んだり矢印で結んだり・・・というレベルです。とにかくアウトプットする、というのが重要だと思っています。最初はまとまらないのですが、だんだん整理されてくると、いい感じの図にまとまってくれたりします。
どのようなときに文章を書くか
「思考」や「知識」を整理するのであれば、先述のとおり、簡単な図を描きます。
ただ「気持ち」を整理したいときには…図ではなく、文章にします。
なにかモヤモヤと思い悩んだその時は、手帳につらつらと書きます。文章と表現していいのか…言葉を選ばず、しゃべるように書くので、手帳に向かって話しているような感じ。あ、手帳を使って自問自答している、という表現が一番しっくりくるかもしれません。人に読ませることを意識しない文章、という意味では、日記に通じるものがあるかも。*2そう思うと、日記を書くことを勧めるような自己啓発法も、一理あるのかもしれませんね。*3
なぜブログを書くのか
自分の目にしか触れない場所ではなく、ブログに文章を書くということは、さらにもう一歩踏み込む行為だと思います。
人に読ませることを意識しない文章は、書くことそのものが目的だと思いますが、ブログに書くということは「人に読まれることを意識した文章を書く」ということ。他者に読まれることを考えたとき、私には、書いたままの文章をアップする度胸はありません。自分なりに読み返して推敲します。*4
推敲することで、言葉の選び方や語順が少しずつ整ってきて…記事を公開するときには、自分の考えを冷静に俯瞰することができるようになっている気がします。ひととおり書いてみて、「ああ、私はこのテーマについてこういう考えを持ってるのね」と。
日記の延長線上で、さらに考えや意見を冷静に捉えたいときはブログが適しているのかなーという感覚です。
モチベーションとなるもの
いままで、自分の考え・意見の整理ツールとして文章/ブログを書くと述べてきましたが、じゃあそれだけかというと、そうではないと思います。
ブログを書きたいと思うのは、読んでほしいと思うから。
シンプルですが、そういう多かれ少なかれそういう思いがないと、ブログを書くというアクションは起こせないのではないでしょうか。
このブログも、まだ妊活に踏み出してすらいないという自分のモヤモヤとした気持ちを整理する場が欲しいと思ってはじめたのですが、いつか誰かにとって参考になることがあるかもしれない、という思いも込めています。
まったく同じ境遇の人はいないけど、似たような境遇の人はいるかもしれない。
人それぞれ、夫婦それぞれなので全く同じ事例ということはあり得ないと思いますが、どんなことに悩んで、どんなことを考えたのか、そんな小さなことでも誰かの助けになればいいな、と思っています。
コウノドリ
現在放送中のドラマ「コウノドリ」
前作から引き続き、今回も観ています。
前作の時は、ただただ、「赤ちゃんが産まれるのって本当に奇跡なんだ」と思っていましたが、今回は、作品の中でも扱われているように、「出産はゴールじゃない」ということを感じさせられています。
きっかけ
私がこの作品のことを知ったのは、書店で原作本が「お試し立ち読み」として置かれていたのがきっかけでした。ちょうど最初のドラマ化の時だったと思います。
あっという間に1冊*1を読み終えて、その内容の濃さに圧倒されたのを覚えています。
続きも読んでみたいと思いつつ、やたらに本を増やさないようにしてたので、単行本を買うことはせず、「ドラマ化されるならドラマ観よー」ということでドラマを視聴することに。
リアルタイム視聴の壁
前作も今回も、金曜ドラマ枠ということで、金曜10時からの放送なわけですが、社会人的に(ウチの会社的に?)これがなかなかリアルタイムで視聴できないので、いつも公式視聴アプリの「TBS FREE」*2で視聴しています。
ですが先日11月3日(金)は祝日ということで、仕事は休み。
「コウノドリ」をリアルタイムで、しかもタブレットじゃなくてテレビ画面で観れる!旦那さんも横で観てくれれば妊娠~出産がどんなものか興味を持ってくれるはず!
毎回楽しみにしているドラマですが、今回は旦那さんのリアクションも含めて、楽しみにしていました。
ひとりの時間
…と思ったのですが、ドラマがはじまると旦那さんは寝室へ行ってしまいました。
確かにいつも二人でリビングにいるわけではないし、一人になりたいときはあるけれども。私も旦那さんが野球とか観ているとき、リビングから離れて寝室でパソコンいじってたりするけれども…。
気づいたこと
「一緒に見てほしい」そう言わなければ伝わるはずもない。
言われてもいないことは分からない。
夫婦とはいえ他人だし。
夫婦1年目の我々ならなおさら、そんな高度な意思疎通ができるはずもない。
そう言い聞かせつつ、ちょっと寂しくなった金曜日でした。